路線図の停留所はすべてではなく主要停留所のみだと思われます。

 昭和38年当時は日吉・昭和営業所はまだ存在していなく、若松町(現在のビクトリア・オレンジポート)に営業所・車庫があり(と柏木町にも?)、そこを拠点に運行していたようです。
昭和営業所開設前のため、五稜郭駅前方面へ行く系統はすべて五稜郭駅前とまりに。
また3・6系統が「湯の川温泉電停」で折り返しになっている点にも注目ですね。

 図は市内線のみで、この他に「上磯線」・「大野線」・「赤川線」・「下海岸線」の4郊外路線もありました。
上磯線は現在の函館バス101系統、大野線は函館バスの2系統とほぼ同じ経路となっています。
ちなみに赤川線が郊外路線となっているのは、38年当時はまだ函館市と亀田村が合併前であり終点の赤川が亀田村内にあったためだと思われます。